ワクワク至上主義に疲れた心の癒しかた
「ワクワクすることをやりましょう!」
「夢中になれることを見つけよう!」
世の中は、そんな「ワクワク至上主義」の言葉であふれていますよね。
でも、その言葉を見るたびに、
「私はそこまで気分が上がらない」
「ただ失敗せずに、平穏に過ごしたいだけなのに……」
と、なんだか自分が冷めたつまらない人間に思えて、落ち込むことはありませんか?
実は、目標を叶えたり前に進んだりするために、「ワクワク」は絶対に必要なものではありません。
今回は、ポジティブな言葉の押し付けに疲れてしまったあなたへ。
無理にテンションを上げなくても、あなたらしいやり方でちゃんと前に進める「もう一つの心のエンジン」のお話しをします。
そして、ワクワクだけでは現実は前に進まないのです。
それは、モチベーションには「2つの種類」があるからなんです。
世の中では、「ワクワク=行動するための唯一のガソリン」のように語られがちですよね。
でも心理学の視点で見ると、人が行動を起こすための心のエンジンには、大きく分けて2つの種類があります。
1つは、
「楽しそう!」
「あれが欲しい!」という
【夢に向かうエンジン(目的追求)】。
そしてもう1つは、
「失敗したくない」
「今の平穏を壊したくない」という
【リスクを避けるエンジン(問題回避)】です。
リスクを避けるために計画できる力は、超・優秀な才能です!!
ワクワクという言葉が辛く感じるのは、あなたが後者の「リスクを避けて、安全・確実に行動するエンジン」をメインで使っているからです。
世間はワクワクばかりを褒めそやしますが、実は「ワクワク」の感情だけでは、物事は最後まで進みません。
想像してみてください、ワクワクだけで突っ走る人を。
目の前の壁を守り越えようとする力はありますが、その壁は横からすり抜けることができるかもしれません。
より良い方法に気付く能力、
「ここでミスをしそうだから準備しておこう」
「こうならないように計画を立てよう」という、
リスクを回避する能力があって初めて、現実はちゃんと形になっていくのです。
あなたのその「感情をブレさせず、先回りして危機を回避する力」は、社会で生き抜くための、とても堅実で優秀な才能なんですよ。
傾向は、子供の頃の自転車でわかる。
自転車に乗りたい動機は、「乗れないと恥ずかしいから」でいいんです。
どっちの理由でも、行き着く先は同じです。
たとえば、子どもの頃に「自転車に乗る練習」をした時のことを思い出してみてください。
「早く風を切って走りたい!ワクワクする!」
という理由で練習を頑張る子もいれば、
「みんな乗れるのに、自分だけ乗れないなんてカッコ悪い。恥ずかしい思いをしたくない」
という理由で必死に練習する子もいますよね。
これ、どちらの理由で始めても、「最終的に自転車に乗れるようになる」という結果はまったく同じなんです。
動機が「ワクワク」でも「リスク回避」でも、それはただの手段の違い。
どちらが偉い、どちらが正しいなんてことはありません。
だから、「ワクワクできない私」を責めるのは、今日で終わりにしましょう。
感情を大きく揺さぶられなくても、淡々と毎日のやるべきことをこなし、静かにリスクを回避していく。
それは、あなたが大人として成熟し、現実を生き抜く術をしっかり持っている証拠です。
「今日も大きなトラブルなく、無事に一日が終わった」
そんな静かな安心感こそが、あなたにとっての最高のガソリンです。
世間のポジティブな言葉に無理に合わせず、あなたの「安全運転」のままで、堂々と進んでいっていいんですよ。
あなたの正解は、あなたの中にありますから。
いかがでしたか?
「ワクワクしなきゃ」というプレッシャーに苦しむのは、
あなたが自分の「心の平穏」と「確実な計画」を誰よりも大切にしているからです。
- モチベーションには「ワクワク」だけでなく「リスク回避」もある
- ワクワクだけでは進まない。リスクを予測して動けるのは立派な才能
- 動機が「カッコ悪いから」でも、結果が出れば手段はなんだっていい
明日からは、誰かの「ワクワク」という言葉に心がざわついたら、
「私は私のやり方でちゃんと進んでるから大丈夫」と、心の中で優しくつぶやいてみてくださいね。
世間の声に合わせすぎて、本当の自分が分からなくなっていませんか?
「ポジティブでいなきゃ」「いい人でいなきゃ」と、自分の本音にフタをして毎日をやり過ごしているあなたへ。
もし「もっと自然体の、フラットな自分で生きたい」と感じているなら、今のあなたがどれだけ周りに気を使いすぎているか、チェックしてみませんか?
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