「仕事を任せる苦労」スタッフに疲弊する起業家の心を守る術
事業が軌道に乗り、思い切って採用した新しいスタッフ。
ミーティングでは、
「これからはAIで自動化ですよね!」
「こんな企画はどうですか?」
と積極的にアイデアを出してくれるけれど、肝心の事務作業や顧客対応には手をつけてくれない。
気づけば彼女のチャットには未処理のタスクが山積みで、
結局、月末の深夜にあなたがこっそり巻き取って処理をしている……。
「私の指示が悪いのだろうか」
「マネジメントに向いてないのかな」
と、一人でため息をついていませんか?
人を雇って自分の時間を増やすはずが、かえってストレスと残業が増えてしまう。
本当にお疲れ様です。
実はこれ、あなたのリーダーシップ不足でも、相手の性格が悪いわけでもありません。
心理学の視点で見ると、お互いの脳がかけている「情報のメガネ」がまったく違うことが原因なんです。
今回は、動かないスタッフへのイライラを手放し、優秀な右腕を見抜いてあなたの時間を守るためのヒントをお話しします。
なぜ、アイデアばかりで手を動かさないのか?
それは、実務に向かない「可能性のメガネ」が反応しているから。
口ばかりで動かないスタッフの頭の中では、「可能性のフィルター」という機能がフル稼働しています。
これは
「もっといい方法はないか?」
「こんな新しいことができるかも!」
と、常に新しい選択肢を探し求める脳のクセです。
だから、
「目の前の名簿を淡々と入力する」
「決まった手順で請求書を発行する」
というルーティンワークよりも、自動化や新企画といった「ワクワクする未来」にばかり目がいってしまい、現実の手が止まってしまうのです。
決してあなたに反抗しているわけではなく、脳が「新しいアイデア」の方へ勝手に走っていってしまう状態です。
泥臭い実務をこなすあなたの「責任感」はどこから来るのか?
一方で、起業家であるあなた自身は、ビジョンを描きつつも
「まずは今やるべきことを終わらせなきゃ会社が回らない」
という「必要性(プロセス)」の重要性を誰よりも分かっていますよね。
あなたがスタッフにイライラしてしまうのは、
「会社を存続させるために必要な泥臭い責任」を、社長であるあなた一人が背負ってしまっているからです。
「私がやらなきゃ」と孤独に頑張ってきた自分を、まずは「よくやっているよ」と労ってあげてくださいね。
イライラを手放し、右腕を見抜く魔法の質問です!
「どうしてそれを選んだの?」と聞いてみてください。
もし、採用面接の時点で相手の「脳のメガネ」を見抜くことができたら、採用や配属のミスマッチも防げますし、あなたの深夜の残業もグッと減りますよね。
実は、とても簡単な見抜き方があります。
面接で「どうしてその学校(や前職)を選んだのですか?」
と過去の経緯を聞いてみることです。
「なんとなく」
「家から近かったから」
「就職に必要だったから」
と、特に強い理由なく【成り行きや必要性】で選んでいるなら、その人は実務をコツコツこなす適性があります。
あなたの右腕となる「オペレーションの天才」かもしれません。
相手の「取扱説明書」がわかるだけで、あなたの心は軽くなる!
逆に「あれもこれもできそうで面白そうだったから!」と語るなら「可能性」のタイプです。
ルーティンワークを任せると、今回のように手が止まってしまいます。
「私が育てなきゃ」という重荷を下ろして、「ただ、この業務には適材適所じゃなかっただけ」と割り切ってしまいましょう。
相手の取扱説明書がわかれば、無駄に怒ることも、自分を責める必要もなくなります。
そして、可能性型への声かけにするだけで、スタッフは動き出すこともあります。
あなたは十分すぎるほど、会社とお客様のためにやるべきことをやっています。
もう、他人の分の責任まで背負い込まなくていいんですよ。
あなたの「やり抜く力」が素晴らしいんです。
いかがでしたか?
「思うように動かないスタッフ」に悩むのは、あなたが「やるべきことを最後までやり遂げる」という、起業家としての強い責任感と愛情を持っているからです。
- スタッフは「可能性」ばかりを見て、現実の作業から目が向いていないだけかもしれない
- 実務を回すには「必要性(やるべきことをやる)」の力を持つ人が必要
- 「どうして選んだの?」の質問で、採用前に脳のタイプを見抜ける
明日からは、未処理のタスクを見ても「あの子は違うメガネをかけてるんだな」と心の中で線を引いてみてください。
そして、文句を言わずに毎日泥臭くタスクをこなして会社を守っている自分自身のことを、誰よりも褒めてあげてくださいね。
「人に任せるのが苦手」
「結局自分でやってしまう」と悩んでいませんか?
「いつも私が後始末をしている」
「言っても無駄だから自分でやってしまう」と思い込んでませんか?
責任感が強くて完璧主義な起業家ほど、孤独にすべてを引き受けて疲弊してしまいます。
あなたの声かけや思い込みが変わると、完璧主義を手放せ、自然と相手の反応もかわってきます。
あなたの「経営者としての心のクセ」を知り、右腕となる人材を見つけてもっと楽に事業を伸ばすため
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